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「強大な敵に立ち向かった5人の男たちの熱き絆のドラマと圧倒的な臨場感とリアリティを極めた戦車バトルアクション！」
というイントロダクションで書かれている映画フューリーですが、
とりあえず見た感想を述べると
本当に心から感動しました。
そして心から今が平和な世界でよかったなと思いました。
このフューリーの背景は、1945年に勃発した第二次世界対戦で
最後の抵抗を繰り広げるドイツ軍との戦争物語です。
見どころは、「フューリー」（＝激しい怒り）と命名された戦車で
立ち向かった米軍兵士５人ですね。
※当記事はネタバレあり。ご注意下さい。
主演は「ブラッド・ピット」ではない？
まず、この映画を見るきっかけとなるであろう大スター「ブラッド・ピット」。
ブラッド・ピットのプロフィールを簡単にまとめると・・・
大学を中退してロサンゼルスへ渡り、アート・スクールでグラフィック・デザインを勉強。
その後、役者志願へと転向し、映画やTVドラマに出演。1988年「リック」で映画初主演を務める。
その後も様々な映画やTVドラマで活躍し、何人かのハリウッド女優と交際するも破局。
「Mr.&Mrs. スミス」で共演したアンジェリーナ・ジョリーと交際。
2006年5月 最初の実子となる女の子が無事誕生した。
実はブラッド・ピットが物語の主人公ではないんです。
ここが重要ポイントではないでしょうか。
キャスト
ブラッド・ピット（ドン・コリアー役）通称ウォーダディー 役割：車長
ローガン・ラーマン（ノーマン・エリソン役） 役割：副操縦手（新兵）
シャイア・ラブーフ（ボイド・スワン役） 役割：砲手
マイケル・ペーニャ（トリニ・ガルシア役） 役割：操縦手
ジョン・バーンサル（グレイディ・トラビス役） 役割：装填手
この新兵の「ノーマン」が主人公の視点で物語が構成されています。
それでは、映画の内容を見てみましょう！
この映画は「フューリー」と命名したシャーマンＭ４中戦車を操る上記5人がメインとなっています。
実は
バトルシーンは大きく分けて
4つあります。
1.野戦
「フューリー」と5輌の戦車は味方部隊の掩護のため、戦闘地域へ向かいました。
しかし、その途中で奇襲攻撃にやられ、1輌がやられてしまいます。
戦闘地域へ到着すると、森の中や塹壕に隠れていたドイツ軍からの突然の猛攻撃を受け
それから激しい戦闘へとヒートアップします。
制圧後、ウォーダディーは、生き残ったドイツ軍の一人を新兵のノーマンに撃たせようとします。
2.市街戦
残りの4輌の戦車でさらに前線へ進み、とある街へ侵入していきます。
そこで、待ち伏せしていたドイツ軍から奇襲攻撃を受けます。
アパートなどの建造物が立ち並び視界が限られる中、フューリーは建物ごと敵を一掃するなど応戦します。
3.シャーマン戦車 vs ティーガー戦車
「十字路を確保せよ」と新たな任務を受け、街を出て「フューリー」と残り3輌の戦車は進軍します。
その前には、当時世界最強と言われていたティーガー戦車が突如牙をむき、激しい戦車戦が繰り広げられます。
ティーガー戦車は強すぎてあっという間に他の戦車は破壊されてしまいます。
フューリーもなんとか応戦しますが、かなり苦戦。
しかし、ウォーダディーの指令と全員の協力のもとなんとか撃破。
4.5人 vs 300人 クロスロードの戦い
「フューリー」と5人の乗員たちは、任務のためクロスロードへ向かいます。
しかしその途中、地雷を踏んでしまいキャタピラーが破損。
急いで修理をしますが、かなり時間がかかるとのこと。
見張り役のノーマンが、300人ものドイツ武装SS大隊が彼らに迫ってくるのを見つけ、急いで報告。
勝ち目のない戦いであるため他のメンバーは撤退しようとしましたが、
ウォーダディーは「ここが俺の家だから・・・」といい覚悟を決めていました。
それに仲間たちも最後まで戦い抜く決心をします。
皆で最後の酒をのみ、いよいよ一丸となり決戦へ。
ここでようやく皆の信頼が深まった、という感じでした。
全員で残りの弾数を確認しながら、確実に敵を仕留めていく。
しかし、途中で仲間が撃たれやられていきます・・・
最終的に残りは、
ノーマンと
ウォーダディー。もう弾はなく、絶望的な状況となりました。
戦車に、敵が何人も上ってきます。ウォーダディーは覚悟を決めました。
ウォーダディーはノーマンに
「一つだけ出口がある。行け！」と最後の命令を下す。そして、ノーマンは戦車の下から無事脱出し、ウォーダディーは投入された手榴弾で命を絶った。
ノーマンは戦車の下で隠れていて、敵が去るのを待ちました。
しかし
敵軍の一人が戦車の下をのぞき込んだのです。
もう終わった、と思いました。
なんと、その敵軍の人は
ノーマンを見なかったことにして去っていったのです！
これには本当に驚かされました。戦場でもこんなことってあるんだな、と。
しばらくすると、仲間がノーマンを発見し、救出。
ノーマンはヒーローとなりました。
本当にスリルがあり、リアルで緊張感があっておもしろい映画でした。
まだ見てなかったけどこの記事を読んだ方でも、見て本当に楽しめる映画です。
ぜひ、観ることをおすすめします！
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
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